「ヌード」について書くのは、これが2回目だなぁ。
アルバムが届いてすぐに、書いているので。
ちょうど今から、1年ちょっと前のこと。
この1枚のCDが、こんなにも私にとって大切で、かけがえのないものになるなんてね。
今さらだけど、このジャケのてつやさんの顔、好きだなぁ。
このCDが届いたときは、まだ生でてつやさんを見たことなくて、映像でだけだったから、こんな顔してる人なんだな〜って、まじまじと眺めてしまったっけ。笑
顔にはあんまりこだわらないけど、なんとなく好きだな、って感じる顔ってあるよね。
その人の人間性って、結構顔に出てしまうものだと思うし・・。
このジャケのてつやさんは、意志が強そうなとこ、ちょっとやんちゃっぽいとこが出てる気がして、好きなんだぁ。
一方、裏ジャケのてつやさんは、おめかししてちょっと緊張してるような、そんな表情もかわいくて好きです。
鏡に映った姿と表情の違いが面白い。
もう、ねぇ。。なんでこんな、メロメロ。笑
顔を語ってる場合じゃないですね。(^∇^;)
これからますますメロメロな文を書いてしまうと思われますが、呆れず読んでやってください。笑
「ぼくらのサニー」の全部の曲が大好きで、てつやさんのボーカルの魅力にもやられた私だけど、一番心打たれたのは、「ヌード」のてつやさんの素の歌声だったと思う。
アコースティックギターと、歌声(たまにハーモニカ)だけの、シンプルなアルバム。
こんなシンプルなアルバムに出逢ったのは、ほんとに久々だったと思うのです。
初めて聴いたときの、衝撃、感動、大きかったなぁ。。
とてもまっすぐなものを感じたの。
素直で力強い歌声の中に、一筋の光がまっすぐに通ってるような。
そして、なんだか分からないけど、この人のこと信じられる、って思った。
歌の中に、てつやさん自身の姿が見えた気がした。
正直で、弱くて、でも強くて、信じたものにまっすぐに向かってるような清々しさ。
聴けば聴くほど、ヌードなてつやさんに、どんどんはまっていっちゃったなぁ。。
「夜をみていた」
聴いた瞬間、なんてセクシーで素敵な声なんだ、って思った。
ギターだけの演奏だから、歌声の魅力がとても活きてる。
そして、同じ言葉の繰り返しだったり、とてもシンプルなメロディーだったりするのに、どうしてこんなにかっこいいんだろう、って。
途中からリズムが変わってからのギターが、かっこよくって好きだなぁ。
バンドの演奏がつくとすごくムードあって素敵だけど、歌声とアコギだけで、これだけセクシーでムードある雰囲気を出せるなんて、すごいと思うなぁ。
「Greening The Desert」
私の好きな「ん」の連発。
「変わんない」「終わんない」「重なんない」
てつやさんがラ行の代わりに「ん」を使うのが、とても好きな話は前にも書いたはず。
なんだろうなぁ。やんちゃっぽい感じがするから好きなのかな。
なんとなく、母性本能くすぐられるの。
「終わんない」を「Oh! one night」と掛けてるのも素敵だな。
カラッと明るく前向きな歌詞で、いつ聴いても元気をもらえる曲。
タイトルの意味は、「砂漠の緑化」でいいのかな? 英語が苦手なので自信ない。笑
この曲、アコギで弾くとほんとに楽しそうだなぁ。。
ハーモニカの演奏もかっこいい。
「たとえば君の笑顔が咲くなら 乾いた大地も悪くない〜♪」ってとこが、すごく好きです。
「はじまりのうた」
このアルバムを聴いたとき、一番心打たれたのは、この曲だった。
一番まっすぐに、心に届いた曲だった。
なんだか分からないけど、衝撃だったなぁ。。
一番好きなのは、Bメロ部分。なんて心打たれるメロディーなんだろう。
私は何度聴いても、ここで心のすべてを持ってかれてしまう。
てつやさんのファルセットが、とてもきれいに曲を盛り上げてくれる。
そして、とてもとても優しいサビの部分の歌詞。
ああ、もう、どんな風に語ったらいいんだろう。。
てつやさんの、ほんとに飾らないまっすぐで力ある歌声に、恋した瞬間だったのかなぁ。
そして、初めて聴いてから1年以上経っても、何百回聴いても、思うことはやっぱり同じ。
バンドでの「はじまりのうた」をライブで何度か聴いて、それもとても素敵だったけど、私はやっぱり「ヌード」の弾き語りのこの曲に、何よりも一番心震える。
だから、CDを何度も何度も聴いてしまうんです。
今は、生のてつやさんの弾き語りを聴きに行きたい。それが私の一番強い願いです。
「ふしぎなまる」
初めて聴いたときは、「はじまりのうた」の衝撃が大きすぎたせいか、それほど印象に残らなかった曲。
でも、徐々に好きになっていった曲です。
私が最初にてつやさんのうたに魅かれたのは、どちらかというと力強い部分だったかもしれない。
でも今は、弱い部分にもとても心魅かれる。
この曲の、とても人間らしくて、頼りなくて、もろくて弱い、そんな部分がとても好き。
泣きたくなるくらいに好き。
てつやさんの歌声は、この曲が5曲の中で一番好きかもしれない。
Aメロの低音をボソボソッとうたうてつやさんに、キュンっとさせられ、Bメロのファルセットにうっとりさせられ、サビで泣きそうになる。
親友のことをうたった曲なんだろうな、って思うけど、ラブソングのようにも聴こえるなぁ。
好きな人にこんな歌をうたわれたら、私だったらメロメロです。
「アイのヒミツ」
この曲だけ、まだ私が行ったライブでは聴いたことないなぁ、、って思った。
ライブ盤のCDでは聴いたんだけどね。
とても爽やかな感じの曲で、好きだなぁ。
イントロのハーモニカも、歌詞も、てつやさんのギターも、とても好き。
てつやさんの表現力というか、感性というか、言葉の端々から感じられるそんなものが、私の心にいつもしっくりくる。
「今日もどこかの空で 星がひとつふえ 涙が降れば 新しい季節がやってくる♪」
「胸にしゃぼん玉を 抱えながら 全速力の君 強がってる♪」
何気ないフレーズだけど、なんて素敵なんだろう。
アルバムの最後に、とても明るい歌声で、なんだかホッとさせられる。
アコギを弾くので、アコギの音や弾き方にも注目しちゃうけど、いつか「Greening The Desert」とともに弾いてみたい曲でもあるなぁ。
ちょっとたくさん書きすぎてしまったかな。
私の勝手な感想です。本人の想いや、他の人の感想と違っているかも。。
でも、私にとってこのCDに出逢えたことは、とても大きかった。
素敵な服を着せてもらったてつやさんも、とても好きだけど、一番心奪われたのは、ヌードなてつやさん。
とても大切で、今一番愛しく思える一枚です。