山田稔明さんの「新しい青の時代」を購入した。
最初の出逢いは、GOMES THE HITMANの「手と手、影と影」という曲の歌詞だった。
歌詞を読んで、不思議と心揺さぶられる感じがして、忘れられなかった。
歌詞から始まる出逢いもあるんだな。
こんなことは、初めてだったかも。
最近になって、いろいろ試聴をしてみて、なんだか心躍る感じや、胸がキュンとなる感じがしてた。
たぶん私はこの人の曲をとても好きなんじゃないかな、という気がした。
でも、初めてだとなかなかCDを買ってみる勇気がなくて。
そうでもなかったらどうしよう、とか、もったいないかなぁ、とかいろいろ。
ライブも観たことなければ、何も詳しいことは知らないアーティストさん。
それでも、どうしても聴いてみたい気持ちが勝って、ソロの新しいアルバムがちょうど発売されたので、それを先日手に入れた。
買ってよかったー!って、心から思ってる。
11曲入りのアルバム、全曲が全部いい。
メロディーと声と言葉が、とても気持ちよく、心に入ってくる感じ。
1曲目のイントロのハーモニカとアコギの音に、もう最初から心躍る感じがして、それだけで私絶対このアルバム好きだなーって思えてしまうほど。
そしてそこから、これでもか、ってぐらいに好きと思える曲が並んでて、ちょっとドキドキしてしまう。
そして最後の「あさってくらいの未来」という曲。
なんだか分からないけど、じわっと涙。 悲しいんじゃなくて、あたたかい涙。
なんだか胸が、きゅーんと締め付けられて。
もし僕がもう一度だけ空を飛べたら
君をどこへ連れてゆこう
もし君の願い事が全部叶うとしたら
どうしよう
夢から覚めて おどけたステップ
暮れなずむ街
また明日って手を振る
振り子じかけで進んでく日々のなかで
「うれしい」や「かなしい」じゃ なんにも伝わらない
そんな気持ち 複雑な感情を わかりあえたらいいな
夜明け前に雨はあがるって 天気予報はまた言うけど
僕らが今 知りたいのは 明後日くらいの未来の話
「あさってくらいの未来」より。
まだそんなに知らないけど、このアルバムしか聴いていないけど、
この人の言葉がとても好きだなぁと思う。
聴けば聴くほど、歌詞の世界に引き込まれていく。
心の奥を、揺さぶられてたまらない。
上手く説明はできないけど、私が日頃感じてるいろんな感情と、山田稔明さんの歌にある感情、それがとても近いような気がする。
なんだかよくわからないけどね。。
特にお気に入りは、「あさってくらいの未来」、「光と水の新しい関係」、「やまびこの詩」、「光の葡萄」かなぁ。
いやでも「どこへ向かうかを知らないならどの道を行っても同じこと」も好きだし、「一角獣と新しいホライズン」もいいなぁ。「日向の猫」も・・って結局全部になったりして。
何度も何度も聴いています。
出逢えてほんとうによかったなぁ。
ジャケットの絵にも、青にも、心魅かれてしまう。
大好きなアルバムが、また1枚増えてうれしい。
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山田稔明
GOMES THE HITMAN.COM
(2013-07-07)
コメント:「新しい青の時代」
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