ずっと楽しみにしていた、モーションブルー横浜での公演を観に行ってきました。
私の大好きな高橋てつやさんと、樽木栄一郎さん、ドラマーのKAZUさんの3人による単独公演。
ゲストには、東京60WATTSの杉浦琢雄さん(ピアノ)とシアターブルックの中條卓さん(ベース)という贅沢な編成。
なのでずいぶん前から、素敵な妄想をして期待が高まっていました。
横浜は11年ぶり!
馬車道駅で友達と待ち合わせてから、会場に向かいました。
赤レンガ倉庫なんて素敵な場所で、てつやさんの歌を聴けるなんて!
近づくにつれて、やっぱりドキドキしてきました。
夜景がすごくきれいだった。
この風景を見ると、ああ、横浜に来たんだなーって思う。
それだけでも感動してるのに、その上ライブもなんてね。
モーションブルーは、初めて行く会場。
ライブも、1部と2部に分かれているので、どんな感じになるんだろう?ってワクワクしてたよ。
ライブは19時から1部が開始。
最初は、樽木さんとKAZUさんの登場でした。
樽木さんは、9月に入間のSO-SOでもライブを拝見したのですが、透明感のある声に語るような独特な歌。
そして、ギターを弾くポーズがまた独特で、ずいぶん上の方に抱えて弾かれるのよね。
てつやさんも何度もやってたけど、ギター高い位置に抱えただけで、樽木さんのモノマネになっちゃうというね。笑
スラスラと5〜6曲唄ってくれたのかな?
とても心地よい時間でした。
1部の途中から、てつやさんの登場でした。
てつやさん、少し緊張してたかな?
この日はネクタイして黒いジャケットを着て、いつもとは違うよそゆきの姿で登場。
やっぱりモーションブルーだからかな。
足元は、お気に入りのTOMSのスリッポンだったけどね。
普段はネクタイしない人がしてるのって、慣れてない感じがなんか好きなんだなー。
髪の毛も、しっかりパーマのかかったお洒落ヘアーで、そのきちんとしてきた感が微笑ましくて、私はずっとキュンキュンしてました。(〃▽〃)
<てつや&KAZUセットリスト・1部>
忘れた大人たち
ドレミ
暗いベイビー
声
オールライト
いきなり新曲の「忘れた大人たち」からでした。
9月のライブでも最初に唄っていたよね。
〜どうしようもないこの感情を どうか敵と呼ばないで
苦しみや哀しみや怖れ 報われぬ今日を あなたが抱きしめていて〜
歌詞が自分の心にも結構当てはまってしまって、、。
私にとっては自分の弱い部分を、この歌に抱きしめてもらってる気持ちになります。
てつやさんの熱唱で、グッと心を掴まれてしまう始まり方。
緊張してても、声はすごく良くて、それを感じさせないほどでした。
そして2曲目は、おなじみの「ドレミ」。
なんかこの曲は緊張がほぐれていいよね。
私もじつは、てつやさんが出てきた瞬間から、緊張してたから。笑
そして3曲目で、もうタクオさんの登場。
意外に早い登場に、嬉しくて友達と盛り上がってた。
心の中は、「キャー(≧∇≦)」だったよね。
「暗いベイビー」をタクオさんのピアノで聴いたのって、2月の月見ル以来だったかな?
疾走感が増してかっこいい!
楽しそうにピアノを弾くタクオさんの姿が、なんか嬉しかったなぁ。
そして、「声」。
2011年、歌なんか唄ってていいのかと、無力さを感じて悩んだ年に、自分を奮い立たせるように作った曲なのだと。
なんだかね、そんな曲説にも、ジーンときてしまって、、。
この日の「声」は、ほんとにすごかった。
私は、最近の「声」には優しさを主に感じてたけど、この日は「力強さ」。
強い意志を感じる「声」だった。
すごく説得力あって、聴いてると歌詞のすべてを受け入れてしまうような、そんなグイグイ引き込む力のある「声」だった。
私にはそう感じたよ。
なんだかすごく、泣けたよ。。
そして、1部の最後は新曲の「オールライト」。
すごく聴きたかった曲!
新鮮だったなぁ。こんなアレンジなんだ?って、驚きがあった。
歌詞だけ読んだときは、悲しくて淋しい曲だったのに、KAZUさんのドラムで軽快で明るい曲に変わってた。
歌詞は少し淋しいのに、あたたかい希望の曲に聴こえたなぁ。
この曲がしんみりしたバラードじゃなくて、泣ける曲じゃなくて、私はすごく好きになったよ。
ラジオでの弾き語りとも、また全然違ってよかった。
何度でも聴きたいなぁ。。 やっぱり、音源化望む!笑
<てつや&KAZUセットリスト・2部>
夜をみていた
Greening the desert
サバイブレーション
バイテン
アイのヒミツ
1時間の休憩を挟んで、2部はてつやさんとKAZUさん、タクオさん、中條さんのバンド編成で登場。
1曲目に入る前に、てつやさんの独唱がありました。
歌詞をちゃんと聴いてたんだけど、もう忘れちゃった。。
ちょっと意表を突かれた。
なんて唄ってたっけなぁ。。
そして、「夜をみていた」。
もう、なんだろう、この贅沢な感じ。
中條さんのことはよく知らないのだけど、落ち着いた佇まいから、この方はすごい人なのだというオーラが感じられて、、。
こういうメンバーとステージに立てること、生半可なことじゃないとてつやさん書いてたけど、ほんとそうなんだなーって思う。
音を聴いてても、きれいにすべての音が融け合って、上品で落ち着いてて、キラキラしててほんとに気持ち良くて。
でもそんな中で、中央で唄ってるてつやさんも、それに見合ってて、とても輝いててかっこよかったよ。
2曲目は、イントロ聴いただけで、おおー!って喜んでしまった。
ほんとに久しぶりのGreening the desert! 聴きたかったぁ。
もう、笑顔になりすぎて頬が痛いくらい、笑っちゃった。
少し前の曲をやってもらえるというのは、その曲を知ってる頃からのファンにとっては、やっぱり嬉しいものだね。
この曲はね、ちょっとお茶目で憎めないてつやさんって感じするのよね。
そんな変わらないてつやさんを見れて、私はすごく嬉しかったよ。
で、喜んでたら、「サバイブレーション」。
わーー!!!この曲も、聴きたかったぁ。笑
かっこよくて、大好きな曲。
タクオさんのピアノがかっこいいし、この曲を唄うときのてつやさんの気合いの入り具合が大好き。
やんちゃ具合というかね。
この曲はやっぱり、バンドで聴くのがいいね。嬉しかったなぁ。
そして、4曲目は「バイテン」。
この曲は聴かせたなぁ。。「声」と同じくらい。
てつやさんはこういう歌を唄うと、すごく説得力あるというか、歌力でグイグイ引っ張っていくっていうか。
ほんとこういう歌は、てつやさんでないと唄えない感じもするので、ずっと唄っていって欲しいなぁ。
メンタル弱いから緊張してたと話してたけど、これだけ良い声が出てたんだもん。
ほんと素晴らしかったよ。
2部のてつやバンド最後の曲は、「アイのヒミツ」。
ラジオで流してた曲をやるとは!
この曲も久しぶりに生で聴いたけど、いい曲だねぇ。
幸せな気持ちになれる曲だね。
てつやさん、珍しくかっこいいこと言ってたね。
「ずっとずっと唄っていくから。辛いことあったら俺んとこ来い!」って。
久しぶりにそんなこと言うてつやさんを見て(いや、俺んとこ来い!は初めてか?)、軽く動揺。笑
でもね、ひゃー!(≧∇≦)ですよ。
そう言われたら飛んでっちゃうよ。
辛いことは、日々いろいろありますからね。
私はね、てつやさんがこの節目のライブで、ずっと唄っていくって、ちゃんと言葉に出して言ってくれたのが、とても嬉しかったなぁ。
いろんなアーティストさんがおられて、売れてる方もたくさんおられるけど、私にはてつやさんの歌が一番だから。
ずっとずっと、聴いていられたらいいな。
2部の後半は、樽木さんとKAZUさん、中條さんの3人編成で。
聴いてて心地良い、素晴らしい曲を聴かせてくれました。
樽木さんは、ギターがとても上手いのよね。
そういえばドラムも叩かれるらしく、すごく器用な方なんだろうな。
職人風って前も書いたけど、そんな感じするの。
てつやさんとは、全然違うタイプ。
KAZUさんはほんとにずーっと叩いてるのに、いつも笑顔で楽しそうで、それぞれの曲を活かす演奏をしてる。
ほんとに素晴らしいミュージシャンだと思う。
ミュージックプレイボーイだなんて、言われてるようだけど?笑
あ、そういえば、結局KAZUさんはてつやさんと樽木さんのどっちを好きなんだろう?
答えは出ないまま。笑
アンコールは、樽木さんがたった一人で登場されて、1曲弾き語り。
そして、もう1曲は、全員でてつやさんの「はじまりのうた」を。
最後に大好きな曲が聴けて、嬉しかったなぁ。
いつもの調子で聴いてると、途中樽木さんの声が入ってきたとき「アレ?」って違和感感じちゃうんだけど、そこがまたセッションの良いところよね。
てつやさんの歌を、一緒に唄ってくれてありがとう、樽木さん。
ここからが、はじまり。
このライブを終えて、燃え尽きるどころか発火してるっていうてつやさん。
元気だなぁ。笑
でもそうやってやる気が増すようなライブだったことが嬉しい。
私にとっても、ほんとに楽しくて、幸せいっぱいで、ふわふわしてた夜でした。
またこんな夜が、いくつもいくつもあることを願って。
ほんとうに、素敵な夜をどうもありがとう。
私もいろんなこと頑張って、またてつやさんに逢いに行きます。
最後に5人の笑顔を。
みんな輝いてるー!かっこいい!(〃▽〃)
終演後の赤レンガ倉庫は、ひっそりとしてた。
なんだかちょっと、怖い感じ。